治療例 Report
足首捻挫
NSさん 年齢:15歳 性別:男
主な症状
サッカーの試合中に右足首がグキッと音がした感じ。つま先が地面に引っかかり、足を痛めた。
足が腫れて歩けない。病院では重度の捻挫と筋挫傷と診断
治療内容
鍼灸治療にかかった時は、受傷から1週間程度。足がつけないため、松葉杖を利用している。
まずは痛めた部位の炎症の治癒と、捻挫した部位の近くを走っている筋肉のコンディショニングを実施。東洋医学的には、炎症によって、「不要な血が溜まってしまう:瘀血」の治療を行う。
足の先から不要な血を除去していく治療を行います。
西洋医学の観点からも、捻挫した部位の治癒を促進しつつ、筋肉同士や筋肉と皮膚など、癒着が起きないように皮膚程度の動きから治療を行う。
治療頻度
週1〜2回
経過
週ごとに痛みは軽減していく 元々10/10の痛みが1週間ごとに1〜2ずつ減少。1ヶ月後には3/10程度の痛みが、軽くランニングをした時にある程度まで改善。
その後も治療を継続して痛みや、不安感もなく、元通りにスポーツ復帰が2ヶ月半程度で可能。
重要な試合に間に合うことが可能であった
担当者
佐生 琢郎
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鍼灸の適応 Adaptation
WHO(世界保健機関)による鍼治療が
有効とされる疾患の暫定リスト
頭痛、偏頭痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、メニエール氏病、白内障、急性結膜炎、近視、 中心性網膜炎、急性上顎洞炎、急性鼻炎、感冒、急性扁桃炎、歯痛、抜歯後疼痛、歯肉炎、 急性咽頭炎、急性気管支炎、気管支喘息、食道・噴門痙攣、しゃっくり、急性・慢性胃炎、 胃酸過多症、胃下垂、麻痺性イレウス、慢性・急性十二指腸潰瘍、急性・慢性腸炎、便秘、 下痢、急性細菌性下痢、打撲による麻痺、末梢神経系疾患、多発性筋炎、神経性膀胱障害、 肋間神経痛、頚腕症候群、坐骨神経痛、腰痛、関節炎、夜尿症
その他、鍼灸の適応症として以下のものが挙げられています。
- 【運動器疾患】肩こり、五十肩、頚椎症、変形性膝関節症、腱鞘炎、テニス肘 etc.
- 【呼吸器疾患】過呼吸症候群、神経性咳嗽、風邪による諸症状の緩和 etc.
- 【消化器疾患】消化性胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性大腸症候群痔疾、食欲不振 etc.
- 【疼痛性疾患】頭痛、坐骨神経痛、術後疼痛、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛 etc.
- 【循環器疾患】低血圧症に伴う諸症状、冷え症、本態性高血圧症 etc.
- 【泌尿器疾患】過活動膀胱、インポテンス、失禁症 etc.
- 【産婦人科系疾患】月経異常、更年期障害、逆子、不妊 etc.
- 【感覚器系疾患】仮性近視、眼精疲労(疲れ目・ドライアイ等)、耳鳴り、難聴 etc.
- 【小児疾患】夜尿症、小児神経症、小児消化不良症 etc.
- 【その他】不眠症、肥満症、自律神経失調症、片麻痺、顔面神経麻痺、アレルギー疾患 etc.